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登録日:2009/05/28 Thu 23 45 55 更新日:2024/05/27 Mon 10 10 19NEW! 所要時間:約 16 分で読めます ▽タグ一覧 5部 そいつの名はディアボロ エピタフ カイザー・ソゼ キング・クリムゾン ギャング コメント欄ログ化項目 ジョジョ ジョジョの奇妙な冒険 ジョジョボスキャラ スタンド使い ソリッド・ナーゾ ディアボロ ドッピオ パッショーネ ピンクの悪魔 ボス ラスボス 予知 二重人格 光と影 吐き気を催す邪悪 宮本充 小西克幸 帝王 悪魔 時飛ばし 森川智之 石橋を叩いて渡る 表と裏 黄金の風 ギャキィィーン ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ スタンド使いではないようだが… この記事を見たのは…おまえ自身の最大の不幸だ このわたしの本質を!ほんのちょっぴりでもわかるものが… この世に存在してはならないのだ…わかるな?わたしの言ってる事が… 君はもう!この世にいてはならない それはもうくだされたわたしの決定だ… だがアニヲタとしてはおまえは「超一流」である事がよくわかった… それに敬意を表して一瞬たりとも苦しまないよう殺してやる あれ? …なんだ?おかしいぞ… 「文字数」のところがおかしいぞ… 急におかしくなった この項目文字数が… ぜんぜんないッ! はっ!!!! なるほどうわははははははは これはオレの項目でしたァぁぁぁいつの間にかぁぁぁー 「キング・クリムゾン」! ドグシャアッ △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- どんな人間だろうと…一生のうちには「浮き沈み」があるものだ 『成功したり』『失敗したり』…… だが…未来という目の前に……ポッカリ開いた「落とし穴」を見つけ! それに落ちる事がなければ人生は決して『沈む』事がない『絶頂』のままでいられる(・・・・・・) わたしは! 『ジョジョの奇妙な冒険 Part5 黄金の風』に登場する人物。 同作のラスボス。 CV.宮本充(黄金の旋風、ドッピオと兼任)/森川智之(ASB・EoH)/小西克幸(アニメ版黄金の風以降) 【概要】 イタリアを中心に活動するギャング組織「パッショーネ」のボス。1967年(アニメでは1965年)生まれ。 組織の名「パッショーネ」はイタリア語で「情熱」を意味する。 ジョジョで単に「ボス」と呼ばれる場合は大抵ディアボロの事を指す。 深紅(ややピンク)のロングヘアーの男性。 瞳には三角形の模様があり、彼のスタンドであるキング・クリムゾンにも同じ模様が確認できる。 これはディアボロ独自のものらしく、ディアボロの身体にブチャラティの精神が入っていた時には模様がなかったが、 逆にディアボロが取り憑いていたミスタの体からスタンド出したその瞳に模様が現れている。 作中での登場シーンの大部分では、緑のヒョウ柄、上半身に纏った網シャツ、腰には悪魔のような羽の服で登場している(*1) 5部のギャングの方々は服装が色々とキチガ(ry…前衛芸術の賜物みたいな服装なので恐らくこれらが組織の正装なのだろう。作者的にはおしゃれらしい。 生い立ちや過去、性格等に作中でも明かされていない部分(*2)が多く、ミステリアスな面を第5部終了から長く保っているキャラクターである。 当時の作者の人気投票キャラクターベスト10では、ブチャラティ(3位)に続く4位にランクインしており、これは主人公であるジョルノ(5位)より上。 荒木先生にとってディアボロは、結構なお気に入りキャラクターであった模様。 ちなみに、出番が遅すぎたせいなのか、8部までのラスボスの中で唯一単行本の表紙を飾ることが出来ていない。ドッピオは飾りました。 パッショーネ ディアボロがボスとして組織するイタリアギャング。 正式な発足の年代や組織としての発展などは不明だが、作中時点でボス、そしてその「参謀」、その下に何人もの「幹部」、そして幹部が統率する6~10名の団員から構成される「チーム」が存在する。構成員は756人。 本編の数年前時点でイタリアの電話、郵便、交通、マスコミ、警察、政治など社会の全てを牛耳っており、ヨーロッパ中に影響を与えている。 カジノの仕切り、商店などを守る介護料など、さまざま事業に手を出し、本編の約5年ほど前からは麻薬も流通させており(*3)、それらの利権から発生する「あがり」は凄まじい額であるが、(*4)、 支配地域の犯罪発生件数や死者数の統計に大きな影響を与え、「矢」を追っていたポルナレフが関連を調べ始め、ジョルノが「夢」を実行に移すきっかけになったのもこの問題が関係している。 どんな組織であれ「集団」として出来上がると必ずその「指導する者」に対して内部から反旗を翻すものが出てくる。 ディアボロは結成以前からそれを見越しており、例え幹部クラスであっても自身の素性は名前すらも徹底的に秘匿している他、 ボス(ディアボロ)の正体を探ること自体が組織への挑戦(敵対)行為を意味すると配下にも叩き込み、そういう素振りを見せた者は時に手ずから粛清している。 これにより、組織の内に彼の正体を知るものは誰一人としていない。当然本名もわからないため、作中の大部分でディアボロは「ボス」とだけ呼ばれており、本名が明らかにされた後もジョルノ達はボスと呼び続けていた。 後に暗殺チームが実際に反旗を翻している辺り、その見通しと対処は正しかったと言えるだろう。 自分に繋がる唯一にして最大の手掛かりとなる娘・トリッシュを護衛していたブチャラティチームが彼女を確保した上で離反したことに際し、親衛隊を刺客として送りつつ、 彼らが娘を通して自分の過去を探ることを恐れ、部下任せにはできないと判断。 唯一信頼出来る部下であるドッピオと共に痕跡の抹消、更に彼らが自分を打倒するための動きを潰すべく動き出す。 【人物】 簡単に言えば冷酷非情かつ自分本位のエゴイスト。 何人たりとも自分の過去や情報を探ることを許さず、組織にも一切顔を出さないという臆病ともとれてしまうほどの用心深さから、その正体を知る者は最高幹部も含めて全くいない。 拠点も定期的に移しているらしく、作中では滞在していたホテルの部屋に清掃員が(不在と勘違いして)不意に入室してきた際には、スタンドを使ってまで自らがいたという痕跡を一切残さずに撤収している。 上述の通り自身の正体を探ろうとする者は容赦なく排除しており、ブチャラティ曰く「正体を探ろうとしてバラされた奴を何人も見た」とのことで、その一端は「輪切りのソルベ」の件からも垣間見れる。 慎重さから正体が露見するような行動を徹底的に避けようとするが、抜き差しならない状況では自分の身を危険に晒して相手を排除しようとすることも厭わない度胸も併せ持つ。 娘であるトリッシュから自身の過去を探り当てる可能性が高いと踏んだブチャラティたちの始末に自ら向かったのもその一例。 他人を信頼しないからこそ自分の身を守れたが、ドッピオ以外に信頼できる他者がいないので正体や能力を明かさないために、いざという時は一人で戦うしかないという表裏一体の業を背負った男である。 組織の裏切り者を輪切りのホルマリン漬けにして所属していたチームに送りつけたり(*5)、 自らの娘が自身に繋がるかもしれないという理由だけで自らの手で殺害しようとしたりと、直接・間接両方で非道な行為を幾度も実行に移している。 とは言っても残虐な仕打ちを楽しむような趣味は無く、全てはそれが必要だからという強い確信と決断、 そして自分の手を煩わせた人や物事に対する苛烈な怒りに裏打ちされている。 そのため、必要以上に甚振るようなことを(少なくとも彼自らの手では)することはない。 とは言えその自分のエゴのために何も知らない他者を平然と巻き込み、死に追いやり続ける姿勢は、ブチャラティに「吐き気を催す邪悪」と罵倒されている。 「自分が絶頂でいられるかどうか」に何よりも重きを置き、同じ身体を共有しているドッピオ以外には部下にも物にも執着を見せない。 一方、幹部への昇進条件が数億円を献上することによる『頭脳』と『信頼』であること、幹部兼面接官のポルポも「最も大事なのは信頼」と述べていたことから、それらを重要視するギャングの首領らしさが垣間見える。 スタンド能力を持たないペリーコロを幹部にして重用する、過去をリプレイするという敵に回れば危険極まりないムーディーブルースの能力を知りながらアバッキオを始末しない、性格が極悪で危険だがその凶悪なまでの強さからチョコラータをもしもの時のために生かしておくなど、信頼と実力の両面で評価する。ブチャラティが仲間を一人も死なせずにトリッシュ護衛を成し遂げた時も、その仕事振りを高く評価し、尊敬の念すら抱いていた。 このため、いくら実力があろうとボスにすらスタンド能力を秘密にしていた暗殺チームが冷遇されていたのは当然と言える。 裏取引で助命された罪人や、ペリーコロのように「実り豊かな人生を与えてもらった」と忠誠や恩義を感じている部下は多く、5部の副主人公たるブチャラティも前者である。 また自分の認めた相手には尊敬の念を抱いたり、死に際には敬意を表して賛辞の言葉を送ったり、 吹き飛ばした時間の中で自分の能力を(読者への説明を兼ねて)解説したりと悪の美学も弁えている。 一方で出向いた先で不測の事態に遭遇することが割と多く(*6)、「なにィ~~~!?」という台詞がやたら多い。 【能力】 基本逃げ隠れが主体の行動を選択しているが、ディアボロ本人の戦闘能力は至って高く、 それはスタンド能力を操るセンスのみならず生命力や精神力、観察力といった地力においても同様である。 敵対するブチャラティたちすら「無敵」と称するスタンド「キング・クリムゾン」を活かし ブチャラティ、アバッキオ、ナランチャ、リゾット、ポルナレフと主要人物の多くを殺害している。 自らのスタンドの細かい欠点を当人が熟知した上で、慎重さと洞察力、そして二重人格を利用した擬態で補い「完璧な犯罪組織」を作り上げることが出来たのも、 スタンド能力の強さのみならず、それを遺憾なく活かし切る当人の素養故である。 レクイエムの秘密をその場の誰よりも早く看破する等、ギャングの首領らしく状況判断能力も高い。 体力も血液が黄色味を帯びる程に体内の鉄分を抜かれていながらも、蛙と近くにいた少年の血を飲むことで血液量を回復させ、 そんな病み上がりもいいとこな状態でドッピオの姿でサッカーをしている少年を装いアバッキオを殺害するなど、シリーズ初期のような人外が出てこない5部の中ではかなりの超人っぷり。 臆病にすら思える行動をとる彼だが、一方で自身の実力には絶対的な自負と誇りを持っており、 例えばリゾットとドッピオの戦闘の際に彼が最も危惧していたのは「自分がリゾットに負けるかもしれない」という点ではなく、 「ここで正体を明かしてもし逃げられたら」という事であった。 その病的なまでの秘匿性ゆえにディアボロへ辿り着く事は不可能に等しく、パッショーネの革命を目論んでいたジョルノ達も当初は「幹部になって少しずつボスからの信頼を得ていく」という、何年もかかる計画を立てていた。 キング・クリムゾン 『読める』………動きの『軌跡』が読める…… 『未来への動きの軌跡が』… 『キング・クリムゾン』の能力の中ではこの世の時間は消し飛び………そして全ての人間はこの時間の中で動いた足跡を覚えていないッ! 『空の雲はちぎれ飛んだ事に気付かず!』……… 『消えた炎は消えた瞬間を炎自身さえ認識しない!』 『結果』だけだ!!この世には『結果』だけが残る!! 時間の消し飛んだ世界では動きは全ての無意味となるのだッ! そしてわたしだけがこの『動き』に対応できる!! お前がどう『動く』か全て見えるッ! これが『キング・クリムゾン』の能力だッ! 『矢』によって発現したスタンド。 シリーズのラスボスに共通する「時間に干渉」する能力であり、 一対一の状況ではまず無敵といっていい圧倒的なアドバンテージを齎してくれるが、 一方で「正体を隠しながら戦う」「一度に複数の敵を相手にする」といった前提の下では、明確な弱点が存在し、念入りに使い際を見極めねばならないデリケートさも孕んでいる。 あまりの強さ故に、能力を見知ったブチャラティ達は「真正面から戦えば絶対に負けるので本体の正体を掴んで暗殺するしかない」と正攻法での攻略を放棄。ポルナレフからも「弓と矢によって進化したスタンドしか奴を倒す手段はない」と言わしめており、ジョジョを代表する強大な敵スタンドのひとつに数えられる「王の能力」だといえる。 詳細な能力等は個別項目を参照のこと。 二重人格 キング・クリムゾンと並びディアボロを厄介たらしめる重要要素。 普段はもう1人の人格である「ヴィネガー・ドッピオ」を隠れ蓑にし、ドッピオの精神内に潜伏することで正体を隠している。 加えて人格を入れ替える事により「体格」も「年齢」も「声」も何もかもが完全に「別人」へと変化する特異体質の持ち主でもあり、 ディアボロが正体を隠し続けられたのには、当人の情報統制と共にこの特異体質の功績も大きいと考えられる。 ドッピオ本人には自分がディアボロのもう一つの人格であるという自覚がなく(*7)、二重人格モノに定番の「別人格同士の心の中での意思疎通」は不可能なため、意思疎通は「電話」を用いて行われる。 ディアボロ側から「呼び出し」をされたドッピオは周囲のそれらしきモノを「電話(の受話器)」と認識するようになり、生きているカエルであろうと冷たいアイスクリームであろうと耳にあてて会話する。 その様は非常にシュールで、読者にシリアスな笑いを提供した。一応ディアボロも目立つことを危惧してか携帯電話を支給していたが、劇中ではサルディニアに着くなり事故で壊れてしまっていた。 また、片方が肉体の主導権を握っている状態ではもう片方の人格は行動に干渉できない(*8)ようで、ドッピオが(ディアボロ視点で)無謀な戦いを挑もうとした時には、ディアボロが制止していた。 よく「ディアボロとドッピオのどちらが本来の人格なのか」ということが話題に上がるが、詳しくは不明。 肉親レーダーが反応するのでトリッシュと親子なのはディアボロで、ドッピオは赤の他人というのは確定している。 何故か路傍で商売していた能力-A 超スゴイの占い師によれば、 「『光と影』…! 『表と裏』…! 『二重の人格』 この秘密がある限り…人の死がどんどんあなたを幸福にし……その栄華はすたれることがない…」 という超運勢の持ち主で、また非常に美しい手をしているという。 この占い師はこの後ボスにドグシャアッされました 【その奇妙な生い立ち】 ほんの少し昔の物語 1967年、看守含めて女性しかいない刑務所の女囚が妊娠。2年も服役中であり2年以上前に妊娠したらしいが、「膝の中で成長するフジツボ」以下の与太話であるものの結局原因は分からず獄中出産。 後にディアボロとなるこの子供は女囚の故郷であるサルディニアの教会の神父の養子となる。 成長したディアボロは臆病でどんくさい奴だがさっぱりとした性格で、将来は船乗りになりたいと義父へ語っていた。 1986年19歳。バカンスに来たドナテラ・ウナと知り合う。この時ソリッド・ナーゾという偽名を名乗り、打ち解けて写真を撮ったりしていた。 しかし義父が増築工事の為に床下を掘った際、ディアボロが実母を仮死状態で生き埋めにしていたという異常な行為が発覚。 それがディアボロの愛情によるものなのか、憎しみによるものなのか、意図的に起こしたのか、何らかの偶然や事故なのかは作中で明かされていないが、その日の夜にディアボロの住んでいた村では大火事が発生し、神父とディアボロは死亡者として処理された。 アニメ版では大幅に設定が脚色された。 円盤のブックレットの「原作でも明言していない点を独自解釈していかないと作業者みんなが納得して取り組めないので、いろいろと考えた」というスタッフの解釈の元、 母親は夜間に突如腹部が膨張し、そのまま出産 生まれつき二重人格らしき描写 島民やドナテラとの交流が追加。その中では後のドッピオのように小動物を助けていた 仮死状態の母親へ自分の髪を一房残しており、愛憎入り混じった感情を抱いている 母親を見つけた神父を…… また原作ではコロッセオで挿入された過去がサルディニア上陸前に変更。ネタバレ防止か一度も名前を呼ばれず、「(死亡者名簿にあった神父の)息子の名は…………『ディアボロ』と言った」もカット。 そしてCVはディアボロ役の小西克幸ではなく、ドッピオ役の斉藤壮馬。この頃から二重人格を駆使していたのか、若い頃のイメージだったからなのかは謎である。 その後は資金調達にエジプトの発掘作業のバイトに参加するが、ここでなんとスタンド使いを増やす鏃を発掘。 翌日には盗んで行方を晦まし、一本を残してエンヤと言う老婆へ売りつけて大金を得た。(アニメではエンヤ婆に「矢を売る代わりに使い方を教わる」に変更) その後、イタリアへ戻ると経緯や動機は不明だが、ギャング組織「パッショーネ」を設立した。 本編の数年前。 パッショーネを強大な支配力を持った犯罪組織として構築しており、矢の行方を追っていたJ・P・ポルナレフを孤立させ倒しているが頭部が縦に裂けて下半身吹っ飛ばして海岸近くに放逐されたにも関わらず再起不能どまりで殺害には至っていない。 5部開始より2年前。 今の待遇に不服と反感を持ち、組織のタブーであるボスの正体を調べ始めた暗殺チームのソルベ、ジェラードを殺害。遺体を芸術品にして暗殺チームのアジトへ送りつけた。 そして第5部開始の2ヶ月前。 ドナテラという病死した女性が死ぬ前にソリッド・ナーゾという男を探していた事、そして一人娘トリッシュの情報を聞いたディアボロは直感的に彼女を我が子と認め、自らの手で始末する為に護衛させるのだが……。 【劇中での動向】 最初の登場は部下へトリッシュを保護させた際のシルエット。以後はこのスーツ姿がデフォになる。 ブチャラティがポルポの後を継いて幹部になった折に、スタンド使い案件としてペリーコロを介して娘を護衛させた。 その後、護衛チームと暗殺チームの交戦が始まると護衛チームへメールを送り、便利な乗り物を手配させながら自分の元へ誘導していく。 ギアッチョ戦前後で布にくるまった姿(*9)を見せたが、アニメ版ではこの時能力の片鱗をお披露目した。 暗殺チームを殆ど倒してヴェネツィアへ辿り着いた護衛チームへサン・ジョルジョ・マジョーレ島の教会で落ち合う命令を下すも、トリッシュをエレベーター内で強襲して拐い、同乗していたブチャラティに真意を感付かれる。 なお「トリッシュを引き取ってブチャラティが去った後に事を起こせばよかったのでは?」とよく話題に挙がるが、この時のブチャラティは既に裏切る気満々だったので、姿を見せずにトリッシュだけを連れ去る行動自体は結果的には間違ってはいない。 激怒したブチャラティの猛追を受けるも無敵のキング・クリムゾンで苦もなく打ちのめすが、ブチャラティは背骨粉砕貫通パンチや心臓にまで到達する手刀を受けてもなぜか絶命せず、遂にはトリッシュ共々射程距離外にまで逃げられてジョルノと合流し生還されてしまった。 ボスと敵対して生きている上にあまつさえ組織への裏切りを敢行したブチャラティチームに、ディアボロは親衛隊を差し向けるもジョルノ達は次々に撃破してヴェネツィアを離脱。 過去を再生し、ディアボロの正体に迫れるアバッキオのムーディ・ブルースを始末する為、部下には任せられないとドッピオ状態で故郷サルディニアへ向かう事に。 サルディニアにトリッシュとムーディ・ブルースが到達すれば自らの正体が判明するのは確定的であった為、宿泊しているホテルのルームキーパーが自身の部屋をノックする音すら聞こえない程の焦りを見せながらも行動を開始。なおこの時部屋に入ってきたルームキーパーに姿を見られる寸前で時を飛ばして部屋から出ているのだが、飛ばした僅かな時間の間に部屋にある諸々を片付けて部屋から出る様を考えると中々にシュール。 そこで同じくジョルノ達を追ってきた暗殺チームのリーダーリゾットとジョジョ史に残る名バトルを繰り広げて何とか辛勝し、メタリカによるダメージでほぼ瀕死の状態に成り果てながらもアバッキオの殺害に成功。 しかしジョルノ達の迷いのない動きを察して己の知らない脅威を掴んだ事を危惧し、封印していた最低のゲスコンビを追っ手として解き放った。 その後は二人を止める為にドッピオ状態でローマに降り立った所で、丁度セッコを倒したブチャラティと遭遇。 彼等の目的が何者かに会う事、そしてブチャラティの肉体は既に死んでいて魂でしか認識できていない事を察知すると、ドッピオにトリッシュに似た匂いだけを放出させる芸当を披露し、まんまとブチャラティにトリッシュと錯覚させる事に成功し、そのまま目的地コロッセオまで案内させた。 【末路】 コロッセオにて殺した筈のポルナレフと再会、彼が持つスタンドの可能性を引き出す矢を手に入れようとする。 そして未熟な過去を乗り越えたディアボロはついに矢を入手する。 …しかしこのとき、矢により変異したポルナレフの「チャリオッツ・レクイエム」(鎮魂歌)が発現・暴走。ディアボロやブチャラティチーム、ローマ周辺の全ての人々や生物は眠ってしまい、魂が入れ替わってしまう。 この時ドッピオの人格と離れ離れとなり、上述の秘密が途切れて運勢が変わってしまった。 アニメ版2期オープニング『裏切り者のレクイエム』ではサビ前にキング・クリムゾンの時飛ばし、サビではシルエット状態でキング・クリムゾンを繰り出している。 後期バージョンではドッピオからディアボロへの変身、そしてお馴染みとなったラスボス特殊演出においてサビ前のキンクリ中の描写が追加。 「選ばれた運命からは誰も逃れることはできない」 「お前たちが滅びるという結果だけが残るのだ」 「永遠の絶頂は我にのみ存在する」 「時の消し飛んだ世界で哀しみの歌を歌うがいい」 イタリア語によるセリフやエピタフを発動して未来を先読み、ジョルノへ襲い掛かった。 そして深紅の王は帰還する。 矢を求め繰り広げられる熾烈な心理、攻防戦。 やがてブチャラティチームを出し抜いたディアボロは再びつかんだ………『矢』を! …が、ジョルノの策謀により阻止。その後色々あって四度矢をその手に。 貫いたぞッ!『矢』のパワーはッ! この運命からの『贈り物』はッ! これで我が『キング・クリムゾン』をこの世の頂点に連れて行ってくれr(ry しかし、ブチャラティがレクイエムの「光」を完全に破壊したことで魂が本来の肉体に戻ってしまう。 矢を手にしたジョルノを前に逃げる事も出来たが「ここで逃げたら誇りが失われる」として対峙。 だが矢に射抜かれたことで進化したジョルノのスタンド「ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム」の「全てをゼロへと戻す」能力によりスタンド能力共々無力化され、無駄無駄ラッシュを叩き込まれた。 永遠の絶頂を求め「過程」を飛ばして「結果」を残し続けたディアボロは、 死んだことすらゼロにされて永遠に「いつどのように来るか分からない」「死」を迎え続ける地獄を味わい続ける事となった。 オ、オレは、何回死ぬんだ!? 次はど……どこから…… い…いつ「襲って」くるんだ!? オレは! オレはッ! オレのそばに近寄るなああーーーーーーーーッ!!!!!! (*10) 絶頂を失うことを恐れ他人を踏み躙り続けたディアボロだったが、見知らぬ自分を心配する少女にすら恐怖することとなってしまった。 ディアボロが築き上げた地位と絶頂を一週間程度で瓦解させたジョルノやブチャラティ達は、まさに、イタリアに吹いた「黄金の風」そのものだったであろう。 極悪人ではあったが流石に無限に死に続けるという末路には同情する読者も多い。 もし仮に将来ジョルノが死んでGERの能力が解除されたら、地獄から逃れられるかもしれないが…いつになるやら。 【原作・アニメ以外の媒体での扱い】 ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル ディアボロとして参戦。ドッピオは戦闘前後の演出でのみ登場。 スタンドキャラではあるが本体モードでも殆どの攻撃をスタンドで行うという特徴がある。 原作でブチャラティへ致命傷を与えた点やアバッキオを一撃で葬った点が評価されたのか、火力がかなり高く近接戦では無類の強さを誇る。 また当て身・ゲージ消費で時飛ばしが可能であり、これを使ってコンボ抜けが簡単にできる。 HHAの『墓碑銘(エピタフ)』は自己強化技、GHAの『永遠の絶頂』は当身技と癖があるのだが、これらを使わなくても十分な火力がある上に立ち回りも問題ないので時飛ばし防御等に無理なくゲージを割ける。 HHAのダッシュ強化を活かしたりGHAの火力の高さで逆転を決めたりと使いどころも十分にある。 当初からかなりの強キャラという感じだったが、研究により永パが可能な事が判明。 これでジョルノをはじめとするカス共に復讐できるよ! …しかし見栄えが悪い上にネット対戦でのラグで実用性があまりよろしくない。 永パ抜きでも単純な強さと軽いゲージ消費でコンボ抜けが出来たため「対戦したくないキャラ」の上位には君臨していた。 その後の調整で永久は修正され、無敵や当身で懐に潜り込み、ダウンや叩きつけによるパワフルなコンボを得意とするキャラに落ち着いた。 永パこそ失われたとは言えアプデや研究が進んだ後も総合性能では最上位とされており、絶頂を手にし続けている。 続編のASBRではASBほど暴れてはいないものの強キャラの部類に入るとされている。 コスチュームには 「正体を現してからのボス」 「登場初期の正体不明状態のボス」 「サッカー少年たちに紛れていたときの服」 がチョイス。 2つ目はさながらコナンの犯人のような風貌、後者はボスの顔でそれを着こなしているというシュールさ。 どうでもいいが、当時の大会では第4回戦でミスタと激突した。結果?お察しください。 また戦闘前演出でコマ割を原作の柱に見立ててドッピオからディアボロになる点は評価が高い。 ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン ストーリーモード終盤で登場。 並行世界でのとある人物の影響でレクイエムから解放され、帝王の威厳を取り戻す為にジョルノの前に再度立ちはだかる。 当身技エピタフ、時飛ばしを用いて相手を翻弄して強烈なラッシュを叩き込む防御寄りの性能。 強力なスキルだがクールタイムが長め、リーチの短さという弱点があるので慎重な立ち回りが求められる。 ジョジョの奇妙な冒険 ラストサバイバー 稼働から実に2年という時を経て遂に参戦。 「時の消失」で成功するとダメージを無効化と精神力が約30%回復した上でスティック倒した一定方向でワープする技。 「エピタフ」は生存エリア縮小時に次のエリアの範囲をミニマップに表示してくれる。 アルティメットスキル「クリムゾン・ディメンション」は原作さながらの有利ポジションどりや相手の距離詰めや逃走ができる。 ガンガン立ち回らず、エピタフによる安置の確保や相手の動向をしっかりと把握したうえで迎撃や奇襲をしかけるか求められる上級者向けな性能。 クリムゾン・ディメンションの仕様 罠を含めたほとんどの攻撃が無効化し、再起不能エリアのダメージも受けない 発動中は通常攻撃、時の消失は使えないが、相方の蘇生は可能 発動したディアボロ以外のキャラは移動速度がスローになり、宇宙空間のような真っ暗な世界にとばされて建物や背景が見えなくなる ディアボロを視認できない ゴールド・E・レクイエム発動中のジョルノは攻撃こそ受けないが視認される DIOや承太郎は時止め中なら視認こそできないが攻撃を当てる事が出来る 吉良の爆弾化やリゾットのメタリカ侵入の持続ダメージは発動中でも食らう 恥知らずのパープルヘイズ 半公式二次小説『恥知らずのパープルヘイズ』では、 『ボスの名を騙りイタリアへ麻薬を蔓延させ、粛清された元幹部の裏切り者』 と組織内で流布されている。 自らの負の遺産全てを押し付けられた形であるものの、 下手にディアボロ関連の情報が流出すれば「元からボスだった」というジョルノの立ち位置が揺らいで信頼を損ない、パッショーネ自体が瓦解する危険性がある ペリーコロは大病を患った息子を組織への忠誠と引き換えに助けられていた 老獪で凶悪なスタンドを持つコカキを懐柔して麻薬ルートのホストに就かせることで行動を抑制。間接的に殺害するしかなく、死去の報せに残念がるジョルノとの年季の違いを発揮 などにより株が上がった箇所もちらほら。 【名言】 おまえがたった今目撃し そして触れたものは・・・「未来」のおまえ自身だ 誰だろうとわたしの永遠の絶頂をおびやかす者は許さない 決して 確実に消え去ってもらう 「空の雲はちぎれ飛んだ事に気づかず!」・・・「消えた炎は消えた瞬間を炎自身さえ認識しない!」 「結果」だけだ!!この世には「結果」だけが残る!! 未来という目の前に・・・ポッカリ開いた「落とし穴」を見つけ!それに落ちる事がなければ人生は決して「沈む」事がない 「絶頂」のままでいられる わたしは! 消したつもりでも・・・「過去」というものは人間の真の平和をがんじがらめにする 恐怖というものは打ち砕かなくてはならないのだ!それは今なのだ・・・今!絶対に乗り越えなくてはならない!それが「生きる」という事なのだッ! これは「試練」だ 過去に打ち勝てという「試練」とオレは受けとった 人の成長は・・・未熟な過去に打ち勝つことだとな・・・え?お前もそうだろう?J・P・ポルナレフ 過去は………バラバラにしてやっても石の下から…………………ミミズのようにはい出てくる…… 誰が言った言葉‥‥‥‥だったか‥‥‥‥『我々はみな運命に選ばれた兵士』・・・運命はこのオレに‥‥‥‥「時を飛ばし」‥‥‥‥‥「予知」ができる能力を・・・授けてくれた…この世の運命は我が『キング・クリムゾン』を無敵の頂点に選んだはずなのだ‥‥‥‥オレは『兵士』ではない 何かわからんがくらえッ! 下っぱのカス能力が・・・!!おまえごときの浅知恵で「キング・クリムゾン」の予測の上を行くことは絶対にない・・・くぐり抜けることもないッ!いくらカスみたいでもな… おまえはッ わたしを本気で怒らせたッ!! この便器に吐き出されたタンカスどもが!!この私に対して………!! 「帝王」はこのディアボロだッ!!依然変わりなくッ! ≪以下スピンオフのゲームの台詞≫ あきれたものだ・・・また裏切るというのか?この『恥知らず』が!(*11) フフフフフフ…… フフハ ハハハ……ハハ フハハハハハハ フハ… フフフ フハ フハハハハハハハハハハハハハハハーーーーッ 逃げなくて本当に良かった…… いや正直言って「絶望」がオレの心を包んだよ…… アニヲタwiki復興に盛況する住民がなかったら復旧する決断はつかなった… おかげで「項目」がガオンする予知を見ることができたよ どっかに飛んでっちまった項目立て主が言ってたろう………!! 「追記・修正お願いします」とな… しつこいが本当に逃げなくて良かったよ……… ジョルノ「G・E・レクイエム!お前は『記事の完成』に到達することは決して無い…」 全消しッ!俺のそばに近寄るなああーーーーッ △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ リアル多重人格は自覚がない方が元々の人格だからドッピオが本来の主人格でボスの方が副人格だけど下克上かなんかして乗っ取ったのかも?って考察か何かを昔どこかで見たのを思い出した -- 名無しさん (2020-09-10 22 01 09) コメント欄をログ化仕様にしました -- (名無しさん) 2020-09-19 17 54 40 ↑5 そこはどうなんだろうな。ゼロに戻ると言いつつ殺された記憶は残ってるからいつか心が壊れてくれるのか、それとも毎度新鮮な恐怖と苦痛と絶望を味わってそれらから逃避することさえ許されないのか -- (名無しさん) 2020-10-16 22 24 32 「恩赦」というのは裁定を下した側が出すもので、脅しにしろ金にしろ裏から手を回す組織の干渉に使う表現には相応しくない -- (名無しさん) 2020-11-02 08 40 13 なんというか、「ボスは小物のネタキャラ扱いされて不当に軽んじられている!ここはひとつ彼も見どころのある人物なんだというところをアピらねば!」となってすっとんきょうなよかったさがしみたいなフォローが入ったせいでなんだか良い奴なのか悪い奴なのかがごちゃごちゃした記事になってるんだな。結局ディアボロは作中では「吐き気を催す邪悪」っていう部分が一番強調されているわけだし、そこは動かしてもどうにもならないと思う。まじめに悪の権化としてのボスを述べるのが一番効果的かと -- (名無しさん) 2020-11-02 10 02 13 ↑何に効果的なのか知らんけど、色んな側面あってのディアボロってキャラクターであって、作中から意図的に悪の権化の要素だけ抜き出すようなのはそれはそれで偏向にしかならんかと。もちろんデマとか間違いなら書くべきではないけどね。 -- (名無しさん) 2021-01-08 19 38 38 元々のwikiではディアボロの方が主人格であると断言しておりましたが、『二重人格』もとい『解離性同一性障害』は、「主人格は交代人格(別人格)のことを知らない」「交代人格(別人格)が表に出てきて、一時的にその体を支配して行動すると、主人格はその間の記憶が途切れ、戻ってきたときにはその間に何があったのかを知らない」という点から、ドッピオの方が主人格であるとみなし、そのように編集いたしました。 -- (名無しさん) 2021-02-03 21 45 06 読者はブチャラティの過去を知ってるから裏切った理由が分かるだけで、経歴しか知らないボス視点ではブチャラティが裏切った理由がマジで分からないから理解できないのは普通だろう。トリッシュが理由だと分からなかったのも「お前はもっとド汚い事散々やってきて出処不明の闇金数億貢いで幹部になったのに今更赤の他人が理由で裏切るのか?」て事だし。 -- (名無しさん) 2021-02-06 05 06 10 ↑反論なかったんで削除と他修正した。あと荒木先生のインタビューのソースってどこ? -- (名無しさん) 2021-02-15 08 20 20 肉体の変化はキング・クリムゾンの応用じゃないかな。キング・クリムゾンの能力で成長という過程をすっ飛ばすことでディアボロとドッピオを行き来していたのかも。 -- (名無しさん) 2021-04-08 20 16 44 結局は悪化した治安で「ドッピオ」としてのもう一人の自分自身が酷い目に遭ってるんだから、その「永遠の絶頂」というのも自分自身を犠牲にしていることに気づかないでそう思い込んでいるだけなのかもしれんな -- (名無しさん) 2021-08-23 19 26 42 カエル食って子供の血を飲んで回復するとか完全に人外じゃん -- (名無しさん) 2021-10-15 12 37 34 ラストサバイバーに参戦決定おめでとうボス。PVのキンクリ再現度素晴らしかったけど、それ以上に仲間を助けるディアボロで笑っちゃうのは何故だ -- (名無しさん) 2021-12-02 00 11 04 ヘタレ扱いにされがちだけど、実際には恐怖以外の何者でも無い人 -- (名無しさん) 2021-12-16 13 16 50 お薬ばらまきつつ、自分は健康的ってのもある主の笑いどころかもしれない。 -- (名無しさん) 2021-12-16 14 25 27 何のために麻薬を扱い始めたんだろうな。無駄に敵を増やす行為な気がするが。 -- (名無しさん) 2022-01-11 20 52 28 ↑それでも麻薬自体が大金にはなるし、上手く行けば敵対組織の人員を麻薬依存症に出来れば単純に弱体化も狙えるし金を毟れる可能性だってある -- (名無しさん) 2022-02-21 06 14 45 ↑3犯罪組織のトップは上流階級としての教養を身に着けていて、他者を堕落させつつ自分は健康的かつ文化的な生活を送るってのは、伝奇小説の設定でよくあることだったり -- (名無しさん) 2022-06-15 11 36 39 アラゾロンやエビル総軍集団とかよくわからん付け足しされてるけど何なのこれ -- (名無しさん) 2022-07-21 13 18 58 アラゾロン・ダークス/アラゾロン・アレックスwoオール・フォー・ワン -- (名無しさん) 2022-07-21 13 29 26 ↑途中送信失礼しました。無視してください -- (名無しさん) 2022-07-21 13 30 30 結局アニメでもこいつの本質に繋がる情報何 -- (名無しさん) 2023-02-28 14 56 38 ミス、何も無かったしボスって動かないシリーズに出てくる不思議生物と本質的にはおんなじなのかね? -- (名無しさん) 2023-02-28 14 57 33 ディアボロの失敗って結局麻薬を取り扱ったことなのかね?パッショーネ自体はほとんどのライフラインに影響を及ぼしているレベルなら麻薬なんぞに手を出さなくても組織の地盤は盤石だっただろうに -- (名無しさん) 2023-04-27 15 26 39 やり方こそ褒められたものではないが、「不幸な事が起こらずにずっと幸せな生活を送りたい」という思考自体は共感できるのがジョジョボスの面白いところだよな -- (名無しさん) 2023-05-11 13 14 34 色々ネタにされたり考察されたりするキャラだけど作中の描写だと逃避行の一因となったドナテラを悪く言うシーンが確認できる範囲で見当たらないのも結構面白いと思う、性格的に俺の絶頂を脅かすタンカスが~と言いそうなのに -- (名無しさん) 2023-06-27 20 36 07 大多数の人達の運命を狂わせておきながら自分は幸せな人生を歩みたいって独りよがりな思考回路はある意味前章ラスボスの吉良と似通っているんだよな。 -- (名無しさん) 2023-08-14 12 28 15 ↑4 半公式二次のヘイズ出典だから入れていいか分からんがマッシモが入ったことがある意味ディアボロの不幸か。ディアボロの性格上マッシモの能力が無ければリスクを犯してまで麻薬に手を出すタイプには思えないし。暗殺チーム辺りがパッショーネのようやな若い組織が大量の利益を得られる美味しいルートを独占出来るのかなんて疑問もあるし -- (名無しさん) 2023-08-14 14 03 37 「どう足掻いても死なない」という末路は奇妙なことに嘗てローマで眠っていたカーズと同じなんだよな。死なない原因が自分の能力か他者の能力かの違いがあるだけで -- (名無しさん) 2023-11-02 13 19 53 この手の主人公たちの最大の敵って「逃げる相手を追うのが得意」なイメージあるけど、ディアボロは「逃げに徹する相手は割と苦手」なのがちょっと変わってるような。 -- (名無しさん) 2023-12-23 23 05 51 名前 コメント すべてのコメントを見る
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概要 頭の体操の続編です(全10問) 2012/8/4 問題改訂 このシリーズは出来るだけ小さな地形にエピタフを初めに置いて、基本的に明るいフロア(通路がある問題は水の都)にして 快適に問題が出来るように心がけています 作者が自分で難易度を決めるのは難しいですが、全体的な難易度と知識度、インチキ度をだいたいで設定してます 副題(ヒント+スレに投下した時の原題)追加、タグ追加、さらにヒントもより分かりやすくしました 製作者コメント 副題「コーヒーブレイク」 難易度 4 (小さな簡潔なフロアの難問) 知識度 2 (どれも知ってはいるだろうけど気付きにくい) インチキ度 0 (ケケケ) スレで続 頭の体操 07を改訂中にちょっとした軽い問題を作ろうとしたら難しくなり過ぎてしまった問題 ホントは番外編で魔少年のまとめwikiに乗せてたけど出来が良すぎたので出来の悪かった問題と交換しました ヒント ↓下記反転↓ ハーヴェストに爆弾入りの紙袋を投げようとしても間に合いません、魔法のランプの召喚も同じ部屋には来てくれません なのでサーフィスをどうにかしないといけませんが、破片を出さない方法は倒すしかありません 持っているアイテムで可能でしょうか? 答え合わせ ↓下記反転↓ エピタフ使用 岩とマンインで場所替え ランプ使用、願いを増やしてくれ(HP1) 上に向かってサーフィスを投げる サーフィスとマンインで場所替え サーフィスにエピタフを投げる(タイミングによって死なないこともある、かなり少ない確率ではある) 吉良とマンインで場所替え 岩とマンインで場所替え 紙袋にピッツァ(爆弾)を入れる ハヴェに投げる クリア 評価 選択肢 投票 ☆☆☆☆☆ (0) ☆☆☆☆ (0) ☆☆☆ (0) ☆☆ (0) ☆ (0) タグ tags plugin error ページが存在しているかを確認してください。 感想 名前 コメント
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C・ヴァイパー 通称:伊勢海老 必殺技 コマンド 技名 詳細 236Atk サンダーナックル LMで正面、Hで斜め上に突進。Sでキャンセルすれば追撃可能だがシビア 236S EXサンダーナックル 長ーい突進攻撃。飛び道具無敵。膝崩れ誘発 214Atk バーニングキック 中段。Sでキャンセルすると小ジャンプ状態に。空中可 214S EXバーニングキック 中段。空中可。空中で当てると強制ダウンさせる 623Atk セイスモハンマー L目の前、M中間、H遠くに攻撃。ダウン拾い 623S EXセイスモハンマー L〜Mの距離に三本どーん!ダウン拾い S+Atk セービングアタック 押しっぱで攻撃を受け止め、放すと反撃。膝崩れ誘発 ハイパーコンボ 236Atk+Atk エマージェンシーコンビネーション サンダー×2→真上にくるくるキックしながら上昇 214AtK+Atk バーストタイム セイスモ→真上に(ry ダウン拾い可。たまに変な当たり方をする事がある 623Atk+Atk ヴァイパーフルスロットル LV3。端から端まで突進できる。突進中完全無敵 特殊技 6M 中段 目押しでエリアルに繋がる コンボレシピ LMHS Lサンダー EXサンダー S JMMH 二段J JH Hバーニング HC 性能: 独自要素のEX必殺技は発動に1ゲージ消費してしまうため乱発はできないが強力である。 とりわけEXサンダーナックルは優秀で、飛び道具無敵もありヴァイパーの主力技となる。 コンボパーツが豊富でコンボを伸ばしやすい為、コストも自分で十分回収可能。 空ダもあるが通常攻撃はリーチ、判定共に弱めで割と迎撃されやすいので注意
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地霊殿での連戦からしばらく経った。 お燐もお空もどこかに行ってしまい、現在こいしとさとりとディアボロの3人がいる。 「……そろそろ戻るとしようか。いつまでもここにいるわけにはいかないからな」 「えー、一緒にいてくれないの?」 ディアボロの発言に、こいしが残念そうにディアボロに尋ねる。 「……こいし。彼には帰りを待っている方々がいるのですよ?その方々に迷惑はかけられません」 こいしの発言を聞いたさとりは、彼女に優しく注意する。 「そういうことだ」 それを聞いたディアボロは、そう言いながら笑みを浮かべた。 「だったら、私が地上まで一緒に行ってあげるよ」 「それはありがたいな。案内役が一人いるだけで迷わずに済む」 こいしの提案をディアボロは喜んで受け入れた。 ただ単に帰るだけならムーディブルースを使って地上に向かうこいしをリプレイすればいい。 しかし、こいしが案内してくれることで戦闘を避けられる可能性があるとディアボロは考えたのだ。 「それじゃあ、いこうかこいし」 「うん!」 ディアボロの呼びかけに反応して、彼についていくこいし。 「じゃあな、色々と世話になった」 「……いつか、また来てくださいね」 ディアボロのお礼に、さとりは笑みを浮かべる。 その笑みにどんな思いを含んでいるのか……それはさとりにしか分からないだろう。 地霊殿を出て地底の町に着いたディアボロとこいし。 この町は地霊殿に行くときも通ったが、行くときはこいしの能力のおかげですんなり通ることが出来た。 「(行きはこいしが能力を使ってくれたが、帰りも使ってくれるのだろうか……?)」 ディアボロはそう思いながらも地底の町をこいしと共に進む。 「……それにしても、よくこんな地底に集落を作れたな」 ディアボロは地底の町を見渡しながらこいしに話しかける。 「でしょ?住み心地も地上とさほど変わらないし、賑やかで楽しいよ」 こいしが楽しそうに話すのを聞きながら、ディアボロは周囲を見渡し続ける。 「(地上を追われた妖怪が暮らすところだとは知っているが、チョコラータやセッコみたいな下衆な性格故に地上を追われた奴はいないだろうな……?)」 ディアボロはふと疑問に思うが、かつての自分のようにそんな奴らを押さえ込める存在が地底にはいることを思い出した。 「(そういえば、紫の記憶に『鬼』とかいう種族に関する記述があったな……そいつらのおかげで、地底も平穏を保てているわけか)」 そう思いながらも、ディアボロは警戒を怠らない。 いくらこいしが傍にいても、なにが起きるか分からないからだ。 そうしてこいしとディアボロが進んでいくと、ディアボロが誰かを見つけた。 「なあこいし。角が生えている妖怪がいるが、あれが『鬼』か?」 そう言われ、ディアボロが向いている方向と同じ方向をむくこいし。 そこには、紛れも無い『鬼』がいた。しかし、何か様子がおかしい。 「うん。あれが鬼だよ。でも……」 「足元がおぼつかない……と言えばいいのか?」 ……どうやら酔っ払っているようだ。 「(紫の記憶に記述があった鬼の知り合いも酒好きだったが……鬼というのはみんな酒がすき……なのか?)」 ディアボロはそう思いながらも酔っ払っている鬼を見るのを止めて町を出るために歩き出す。 このまま見ていたら、絡まれるかもしれないと思ったからだ。 「行くぞこいし。そのまま見ていたら絡まれる」 ディアボロはそう言って振り返ってこいしを見る。 「大丈夫だよ、いざとなったら私の能力でなんとかなるから」 こいしはそう言って鬼を見るのをやめない。 たぶん面白そうに見ているのだろう。 「お前は、俺が知っている誰よりも自由に生きている奴かもしれないな……」 ディアボロはそう言ってため息をつく。 ここで強引にやめさせようとしてもたぶん無駄だ。 「(仕方ない。俺が見ていなければ絡まれはしないだろう)」 そう思ったディアボロはキングクリムゾンにこいしを監視させ、自分は別の方向を見ることにした。 そうすれば自分が襲われる可能性は低くなるし、こいしは地霊殿の住人ゆえに襲われることは無いだろう。 「(しかし、問題を起こさずに地底を出られるかどうか心配になって来たぞ……)」 酔っ払った鬼を(たぶん)面白そうに見ているこいしの後姿をキングクリムゾンで監視しつつも、ディアボロはこの状況を心配する。 行きと同じように帰りも簡単に地底の町を通り抜けるつもりだったのに、こいしの気まぐれでこのような事態になっている。 それを予想していなかったディアボロは、今の状況を打開する策を考える。 「(このままこいしが酔った鬼の挙動を見るのに飽きて、案内を再会してくれるのを待つか?しかし、それではどれだけ時間がかかるか分からない)」 ディアボロも、こいしがここまで自由な奴だとは予想していなかった。 紫の記憶ではこのようなことを知ることが出来なかったからだ。 「(仕方ない。こいしに声をかけて、案内を再会してもらおう)」 ディアボロは少し考えてこいしに声をかけることを決める。 このまま何もせずにいるよりは、すぐに案内を再会してもらったほうが危険が少ないと判断したからだ。 「……こいし、そろそろ案内を再会してくれ。酔った鬼なら地底で幾らでも見れるはずだ」 ディアボロはこいしの方を見ずにこいしに声をかける。 「そうだね。それじゃ、行こう」 こいしはそう言って、案内を再会する。 地底の町を時折見渡し、未だに周囲の妖怪達の様子ををスタンドで伺いつつ、ディアボロはこいしの後をついていく。 この地底の町で暴れているわけでもなく、不審な行動を取っているようには見られなければ、絡まれもしないだろう。 そうすれば、『少なくとも』この地底の町から安全に出ることが出来る。 「そこのお兄さん!」 「?」 「一緒に酒飲むかい?」 「…………」 ……はずなのだが、そうは行かないのが現実である。 ディアボロは誰かに声をかけられて振り向くと、そこには女性の鬼がいた。 その鬼に酒盛(というには酒の量がおかしい)に誘われ、それによって『ある事実を知った』ディアボロはしばらく黙ってしまった。 「(こいし……能力を俺に使ってはいかったか……)……・」 「どうしたんだい?」 誘いに返事を返さない目の前の男に呼びかける女性の鬼。 それに対してディアボロは、少し考えて返事を返す。 「酒は苦手だ、遠慮しておこう」 その返事を聞いた女性の鬼は、不敵な笑みを浮かべる。 「そう言って、この場から逃げようとしているんじゃないだろうね?残念だけど、鬼に嘘は通じないよ」 女性の鬼の発言に対して、ディアボロはさほど驚きも焦りもしなかった。 嘘は簡単に見抜かれると分かっていたからだ。 「だろうな、それぐらいは分かっている」 表情一つ変えることなく会話をするディアボロだが、キングクリムゾンを出して相手の隙を伺う。 「へぇ、分かっていて嘘をついたのかい」 それを聞いた女性の鬼は、ディアボロの左肩に手をのせる。 そして顔を近づけると、右耳の耳元でこう囁いた。 「そういう悪い子には、おしおきが必要だね」 女性の鬼はそう言うと、ディアボロの左肩に載せていた手に軽く力を入れ、腕を上に上げる。 ただそれだけなのに、ディアボロの体は軽々と持ち上げられた。 「(手に力は全然入っていない……しかし、こいつは『片手』で『俺を持ち上げている』!)」 とっさにキングクリムゾンで手をどかそうとするが、まったく動かない。 「これが鬼の力か……!」 ディアボロはそう呟くと、キングクリムゾンで女性の鬼の腹部を勢いよく蹴る。 予想しなかった一撃を受けた女性の鬼は一瞬だけ怯み、その隙にスティッキィ・フィンガーズで女性の鬼の掌を殴って無理やり肩から手を放させる。 さらに着地した瞬間に後ろにジャンプして女性の鬼との距離を取る。 「……お兄さん、今何をしたんだい?」 何が起きたのか分からない、と言いたそうな表情を浮かべながら、女性の鬼はディアボロに質問をする。 「教えてやらん」 ディアボロはそう言って、装備しているDISCを変える。 「ふーん、まあいいや」 女性の鬼は、あえてそれ以上追求しなかった。 目の前の男が、自分の予想以上に強そうな奴だったからだ。 「だったら……一緒に酒を飲むか私と闘うか、どちらかを選びな」 「なんで闘わなきゃいけないんだ?」 思わぬ二択に、理由を聞くディアボロ。 何故もう一つの選択肢が『闘う』ことなのか理解できなかったのだ。 「鬼に弾幕ごっこ以外の手段で挑もうとする、その度胸が気に入ったんだよ」 ディアボロの質問に、女性の鬼は今度は笑みを浮かべて答える。 「……仕方ない。逃げようとしても、恐らくお前は逃がしてはくれないだろうな」 そう言った直後、スタンドを出すディアボロ。出したスタンドはスタープラチナだ。 それでも、鬼と真っ向から殴りあうのは無謀だろう。 そして、ディアボロの言葉を聞いた女性の鬼は、笑みを浮かべたまま構える。 「さて、どれくらい持ってくれるか楽しみだね!」 そう言って女性の鬼は、ディアボロに右腕で殴りかかってくる。 それを見たディアボロはとっさに時を止める。 「オラオラオラオラオラオラオラオラオラ!」 さらに右腕をスタープラチナで左側から連続で殴って強引に腕の軌道を変えつつ左に移動して避ける。 スタープラチナが殴った場所は『骨』。直接そこを攻撃しないと軌道を変えれないと判断したのだ。 「!?」 右腕の骨に一気に衝撃をうけた女性の鬼は、その衝撃によって腕の軌道が右にずれ、一瞬だけ怯む。 流石に鬼といえども、今の一撃は少しは効いたらしい。 「(『筋肉』よりも『骨』、か)」 ディアボロはふと、ジョンガリ・Aという人物の記憶を思い出す。 マンハッタン・トランスファーというスタンドをもつ盲目の狙撃手で、DIOを妄信していた彼の部下だった男だ。 DIOの死亡後、グリーン・ドルフィン・ストリート刑務所にてその復讐のために徐倫と承太郎を襲ったが、承太郎の『本当の気持ち』を知った徐倫によって敗北した。 その男のいっていた言葉がこれだ。 【筋肉】は信用できない ライフルは【骨】でささえる 狙撃手である彼がそう言うほど、骨は重要なのだろう。 ならば、先ほどディアボロが取った行動である『骨を直接攻撃する』というのは有効な手段だったようだ。 「どうやらお兄さんには、『触れずに物体を殴れる程度の能力』があるみたいだね」 先ほどの攻撃を受けた割には、女性の鬼は平然としている。 「それでも、鬼の一撃に比べたらかなり劣るだろうな」 ディアボロはその直後にスタープラチナで肋骨を殴る。 ……が、女性の鬼は平然としている。 「おや?さっきのに比べたら大したこと無いじゃないか」 女性の鬼はそう言うと、ディアボロの顎目掛けてアッパーを叩き込もうとする。 それに対してディアボロは、スタープラチナで女性の鬼の肘から先の腕が内側に曲がるように連続で殴りつつ、顎を反らして回避する。 「(せいぜい攻撃の軌道を変えるのが限界か……)」 ディアボロは冷静に状況を分析する。 どうやらスタープラチナの連続パンチも、女性の鬼の攻撃の軌道を変えるのが限界のようだ。 さらに先ほどスタープラチナで殴ったときの反応から、全然攻撃が効いていないと思われる。 「(シアーハートアタック以上の頑丈さと、スタープラチナを大幅に超える破壊力……)」 時を止めた状態で連続で殴れば、腕の軌道を変えたときのように一瞬怯む。 しかし『怯むだけ』で、それ以上のダメージを受けているようには見えない。 「予想はしていたが、力押しは無理か」 ディアボロはそう言うと、さらにウェザー・リポートとスパイス・ガールを出す。 「さあて、次はどう凌ぐか見せてもらうよ!」 女性の鬼はそう言うと、嬉しそうな表情を浮かべながらディアボロに殴りかかってくる。 それを見たディアボロは、今度は一切防御も回避もしない。 ただ立っているだけで、まったく動かないのだ。 そして、ディアボロの顔の右の頬に女性の鬼のパンチが命中する。 ディアボロの体はその衝撃を受けて吹っ飛ぶ……かと思いきや、ディアボロの顔は歪んだものの、それ以上何も起きない。 「へぇ、おもしろい能力をまだ持っていたんだね。……この感触からして、これは『体を軟らかくする程度の能力』かい?」 女性の鬼はそう言うと、ディアボロを殴っている腕にさらに力を込める。 「(こいつ、このまま押し切る気か!?)」 ディアボロはウェザー・リポートで女性の鬼の腹部を殴り、強烈な風圧を纏ったその一撃は、女性の鬼の体を吹き飛ばす。 しかし、女性の鬼は見事な受身を取って体勢を整える。 「ふふ、おもしろくなってきたじゃないか」 女性の鬼は楽しそうな表情を見せながら立ち上がり、ディアボロは呼吸を整えながら女性の鬼の様子を伺う。 いつの間にか、二人の周囲には見物客が集まっていた。 「(こんなはずじゃなかったんだがな……)」 ディアボロはそう思いながら、女性の鬼の様子を伺い続ける。 「さあ、いくよ!」 女性の鬼はそう言ってディアボロに突っ込んでくる。 それを見たディアボロも、女性の鬼目掛けて走り出す。 そして、女性の鬼は自らの拳を、ディアボロは二つのスタンドの拳を同時に突き出した。 「「オラァァァァァァァッ!」」 ディアボロ自身の声と、スタープラチナの声が同時に発され、女性の鬼とスタープラチナの拳が交わる。 いわゆる、クロスカウンターだ。 しかし、ディアボロ自身は女性の鬼の拳を避けている上に、スタープラチナは顔の部分は実体化していない。 ダメージを受けるのは女性の鬼だけだ。 さらに、ウェザー・リポートの風圧を纏ったパンチが腹部に叩き込まれる。 その攻撃を受けて、女性の鬼は再び吹き飛ばされた。 見物客が驚くのも気にせず、女性の鬼が吹き飛ばされた直後に、ディアボロがスタープラチナで時を止めて女性の鬼の方へと走っていく。 そして女性の鬼とすれ違う瞬間、スタープラチナで女性の鬼の腹部に連続パンチを当て始める。 そのまま女性の鬼の背後に回ると、背後からスパイス・ガールとウェザー・リポートで連続で殴り始める。 「オラオラオラオラオラオラ!」「WAAANNNAAABEEEEEEEEEEEE!」 ディアボロは残り時間を計るためにカウントダウンを開始する。 「2……1……」 時が再び動き出すと同時に、スタープラチナ、スパイス・ガール、ウェザー・リポートの一撃が女性の鬼に命中する。 「(……0)」 ディアボロは心の中でカウントダウンを終える。 時が動き出した瞬間、女性の鬼は腹部と背中に強い衝撃を受ける。 そして……女性の鬼は何も喋ることなく膝を地面につけた。 「(これで『勝った』のか……?)」 ディアボロはそう思いながら女性の鬼を見る。 彼は周囲の見物客など、まったく気にしていなかった……。
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概要 シリーズ第三段 このシリーズは出来るだけ小さな地形にエピタフを初めに置いて、基本的に明るいフロア(通路がある問題は水の都)にして 快適に問題が出来るように心がけています 作者が自分で難易度を決めるのは難しいですが、全体的な難易度と知識度、インチキ度をだいたいで設定してます 副題(ヒント+スレに投下した時の原題)追加、タグ追加、さらにヒントもより分かりやすくしました 製作者コメント 副題「取ってこいハーヴェスト」 難易度 4 (理解不能 理解不能) 知識度 4 (普段はやらないこと) インチキ度 1 (ちょっとセコイ) ハーヴェストに取ってきてもらう問題です ヒント ↓下記反転↓ 全体攻撃は使用しません ハーヴェストには装備中のアイテムは盗まなれない、ハーヴェストに石仮面を取ってもらうにはアイテムの床置き(投擲設置)は出来ません アイテム装備は3つ限定なので残りのアイテムをどうにかなくしましょう 答え合わせ ↓下記反転↓ アイテムを回収、エピタフ発動、部屋の真ん中で5つアイテムを置いて最後に上にハイウェイトゥヘルを投げて使いものにならなくさせる エピタフ発動でdisc消滅、discを3つ装備、残ったアイテムを岩に投げる、階段の位置に行きハーヴェストにアイテムを回収させる ハーヴェストを階段の位置に寄せて倒す、石仮面を回収して階段へ、ちなみにハーヴェストにアイテムを投げるとアイテム追跡しなくなるのでクリア不能です 評価 選択肢 投票 ☆☆☆☆☆ (0) ☆☆☆☆ (0) ☆☆☆ (0) ☆☆ (0) ☆ (0) タグ tags plugin error ページが存在しているかを確認してください。 感想 名前 コメント
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アーティファクト/固定アーティファクト ★進化する銃『クリムゾン』 (0d0) (+20,+20) +4の修正 隠密, スピード 耐性 地獄 追加 能力and耐性 発動 ファイア! 5 ターン毎 レベル 70, 希少度 150, 5.0 kg, $100000 雑感 勝手版での銃は装備可能なロッドのような働きをする。 この銃の効果は威力(レベル*レベル*6/50)の破片属性ロケットで装弾数は6である。 射撃技能型の兵士、清蘭、性格「夢の世界の」のうどんげなど銃特化職にとっては最終装備品級の品。 名前
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概要 2012/7/15 問題改訂 このシリーズは出来るだけ小さな地形にエピタフを初めに置いて、基本的に明るいフロア(通路がある問題は水の都)にして 快適に問題が出来るように心がけています 作者が自分で難易度を決めるのは難しいですが、全体的な難易度と知識度、インチキ度をだいたいで設定してます 副題(ヒント+スレに投下した時の原題)追加、タグ追加、さらにヒントもより分かりやすくしました。 製作者コメント 前の問題は微妙だったので削除しました 副題「親父の部屋で危機一髪」 難易度 3 (一番難しいのは最後かな) 知識度 2 (仗助の特性) インチキ度 0 (インチキではない) この問題は吉良の親父を使って一定のターンは閉じ込められるように設定しています、矢印の位置まで耐えてください 難易度より楽しさ優先で作りました、一々やり直すのはめんどくさいかもしれないけど手前の部屋に次の敵を配置して分かりやすくしています コメントしてくれたらうれしいです ヒント ↓下記反転↓ GEの投擲効果は鈍速です、初めの部屋はそれでやり過ごします 次はエシディシ、アイテム投擲をつかったり床置きを使ってやり過ごします 最後は仗助ですが、仗助は同じ部屋にダメージを負ったキャラがいると攻撃してきません、さらに回復行動には条件があります 答え合わせ ↓下記反転↓ ジョナサンのDISC使用、エピタフ使用 GEをブチャラティ二体にそれぞれ投げる、相手に攻撃されないように耐えて次の部屋に エシディシのいる部屋に入ったらピッツァを上に投げる、右下に3回移動、エピタフを下に置く、エシディシがこっちに攻撃しないようにさらに投げたピッツァを消し炭にされないように床置き+回収を使ってターンを稼いで矢印の位置に敵が移動したら次の部屋に移動 仗助のいる部屋に入ったら下に2,3歩移動後ランドセルを上に投げる、次にストレイキャットにエピタフを投げる、仗助はある程度近づかないと回復行動を出来ないません、足踏みしてターン経過させて矢印の位置に敵が来たら階段へ 評価 選択肢 投票 ☆☆☆☆☆ (0) ☆☆☆☆ (0) ☆☆☆ (0) ☆☆ (0) ☆ (0) タグ tags plugin error ページが存在しているかを確認してください。 感想 名前 コメント
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概要 頭の体操の続編です(全10問) 2012/10/21 問題修正 このシリーズは出来るだけ小さな地形にエピタフを初めに置いて、基本的に明るいフロア(通路がある問題は水の都)にして 快適に問題が出来るように心がけています 作者が自分で難易度を決めるのは難しいですが、全体的な難易度と知識度、インチキ度をだいたいで設定してます 副題(ヒント+スレに投下した時の原題)追加、タグ追加、さらにヒントもより分かりやすくしました 製作者コメント 副題「吉良とハーヴェスト」 難易度 5 (最難関) 知識度 2 (知識はいらないかな) インチキ度 0 (インチキは入ってない) スレで別解を教えてくれた人に感謝 考え自体は簡単に思いついたけど実現するのがめんどかった、キラークイーンの爆弾投擲の別解潰しが厄介だった この問題は仕掛けがかなり綺麗に出来てる自信作です ヒント ↓下記反転↓ 部屋の右側にはアイテムを持ち込めない(出来ないことはないけど)ので左側ですべてのアイテムを使いましょう オエコモバの罠の左にピッツァを置いて、ハーヴェストをホルス神で凍らせた後に爆弾化したピッツァをその下に置けば時間差で吉良を誘導できます そのあとにも爆弾化と爆弾解除を交互に起こして吉良を誘導していきます エピタフの使い所が重要 答え合わせ ↓下記反転↓ エピタフとジョナサン使用、オエコモバの左にピザを置く、もう片方は爆弾化、エピタフを吉良に投げる、上の方の2マスある陸地の左にシアハ召喚 シアハをデスを投げて眠らせる、シアハの右にホルス神の罠を設置、ハーヴェストの二マス下からホルスで凍らせる、上へ移動、ピザを置く(ハヴェの下にピザが設置される) 斜めに右下に二回移動、下に移動、二回素振りした後吉良をホルスで凍らせる、右に進んでクラフトを踏む、ハヴェが解凍後爆発、右へ移動 吉良解凍後ピザ爆弾化、右へ移動、吉良がシアハ撃破、ハヴェが爆発して吉良が凍る、右へ、吉良解凍後ピザ爆弾化、階段へ 評価 選択肢 投票 ☆☆☆☆☆ (0) ☆☆☆☆ (0) ☆☆☆ (0) ☆☆ (0) ☆ (0) タグ tags plugin error ページが存在しているかを確認してください。 感想 名前 コメント
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クリムゾン・ロワイヤル タイトル クリムゾン・ロワイヤル メーカー QuinRose 発売日 2009/8/8 機種 Windows 2000/XP/Vista カテゴリー ファンタジー・恋愛アドベンチャーゲーム 対象年齢 全年齢対象 CV 石田彰/岸尾だいすけ/斉賀みつき/下野紘/鈴木達央/鈴村健一/谷山紀章/浪川大輔/成田剣/平川大輔/緑川光/宮崎羽衣 …他 備考 このゲームはクリムゾン・エンパイアのアペンドディスクです このゲームは、クリムゾン・エンパイアがないとプレイすることが出来ません。 攻略サイト peche SIGNPOST wiki
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■基本データ 【コロナ】 光翼騎士 【ミーム】 富嶽/オリジン 【ブランチ】ミリティア/ファイター 【消費経験点】15(能力値:0 特技:15 装備:0 パスの追加:0 ブランチの追加:0) ■能力値/耐久力 【能力値】 肉体:7 技術:10 魔術:9 社会:5 根源:3 【戦闘値元値】 白兵:7 射撃:7 回避:3 心魂:7 行動:13 【戦闘値修正値】 白兵:7 射撃:7 回避:3 心魂:11 行動:20 【HP】 元値:24 修正値:44 【LP】 元値:5 修正値:5 ■宿命/特徴/闘争/邂逅 宿命:造られし者 特徴:人工生命 特徴効果:1セッション1回、ダイス1つを6にする 闘争:偶然 邂逅: ■初期パス 【因縁】マルスからの凄い純愛 ■準備された装備 部位:名称(必要能力/行動修正/ダメージ/HP修正/射程/備考/参照P) 右手 : (必:―/行:―/ダ:―/HP:―/射:―/―) 左手 : (必:―/行:―/ダ:―/HP:―/射:―/―) 胴部 :パイロットスーツ&ポンチョ(だんだら羽織相当)(必:【技】10/行:0/ダ:―/HP:20/射:-/IJ063) その他:魔術書 (必:-/行:0/ダ:―/HP:0/射:なし/CF134) 乗り物:MT:エピタフ・カバリエ (必:【魔】9/行:-/ダ:―/HP:0/射:-/CT069) 予備1:AF:ブレイドF (必:【魔】5/行:-/ダ:【魔】×3+2D6/HP:0/射:至近/IJ068) 予備2:学生証 (必:-/行:0/ダ:―/HP:0/射:なし/RR024) 予備3:冒険系クラブ (必:-/行:0/ダ:―/HP:0/射:なし/RR024) ■コロナ特技 【CF090/自/効/なし】◆光翼の盾 〔Sce1〕宣:戦闘開始時。1シーン、ダメージ-[代償フレアの枚数×4] 代償はソフィアが合致していること 【CF090/自/オ/なし】銀の守護者 宣:命中直後。エンゲージ内の味方一人の代わりにリアクションを行なう 【CF090/自/オ/フ1】きらめきの壁 宣:命中直後。対象が[範囲]の攻撃の対象を自分1人に変更する ■ミーム特技 【CF097/白/リ/なし】◆水波斬 [白攻]に対して[突返]を行う 【CF097/白/リ/5H】リフレクション 同エンゲージからの[射攻]に[突返]を行う 【IJ049/自/常/なし】紅蓮の旗 【白】を用いた[突返]のCT値が9になる 【IJ058/自/効/なし】◆モナドリンケージ セットアップにMTを準備できる 【IJ058/自/常/なし】ワークスマシン5 [分類:富嶽(MT)]のアイテムを経験点[Lv×15]点分常備化する 【IJ058/自/常/なし】セカンドネーム MT専用。全てのCT値-2 ■装備 [CT069]MT:エピタフ・カバリエ(部:乗/射:-/HP +0/) [CT070]MTOP:アニマ・クレイベル(部:-/射:-/HP +0/) [IJ068]AF:ブレイドF(部:-/射:-/HP +0/) [IJ067]MTOP:強化アクチュエーター(部:-/射:-/HP +0/) [IJ071]武装:近接防御機関砲(部:-/射:-/HP +-/) [RR024]学生証(部:-/射:な/HP +0/[獲得コスト]12以下の[食事]の効果を受ける判定に+2) [RR024]冒険系クラブ(部:-/射:な/HP +0/学生証の常備化が前提。〔Sin1〕ダイス1個振りなおす。ダメージロールでもよい) [IJ063]リンケージスーツ(部:胴/射:-/HP +5/ミリティア専用) [CF134]魔術書(部:そ/射:な/HP +0/【心】+1) [IJ063]だんだら羽織(部:胴/射:-/HP +20/) ■モナドトルーパー 【MT】 黒騎士(エピタフ・カバリエ相当) 【解説】 要アニマ。[突き返し]のダメージも+20 ■アーマメントフレーム [IJ068]ブレイドF (白/M/両)/【魔】×3+2D6/至 ■MTオプション [CT070]アニマ・クレイベル (アニマ)フレーム数+1 [IJ067]強化アクチュエーター (強化) ■MT武装 [IJ071]近接防御機関砲 (射/M/搭)【技】/至 /至近距離に対する[白兵攻撃][射撃攻撃][突き返し]の達成値が全て+1 ■総計 常備化:81 能力値:【行動値】20 【HP】+0 【心】+3 属性防御:[肉]○ [技]× [魔]× [社]× 状態付与/BS耐性:[飛行]× [転倒]× [水中]× [重圧]× 達成値:白兵攻撃+12 射撃攻撃+0 突き返し+12 回避+0 ダメージ:白兵攻撃+20 射撃攻撃+0 突き返し+0 ■属性防御 肉体:○ 技術:× 魔術:× 社会:× ■戦術 接近してのクリティカル狙い突き返し。 達成値は24、クリティカル値7 ●振り直しリソース 冒険者クラブ 人工生命 ■設定 エピタフ・カバリエ。 ブランド・カバリエ9号機をベースに開発された最も攻撃的な決闘用騎士級MTである。 この機体には不吉なジンクスがあった。 搭乗者は輝かしい栄光の元あまりにも早すぎる死を迎える、と。 これまで搭乗した全ての騎士を失いつつもしかし、無傷で帰ってくる機体に対し、アバンティ候の胸には一つの決意があった。 死こそ騎士の誉れとはいえ、将来を約束された優秀な若者をあまりにも早く散らすこの機体は危険だ、と。 とはいえ死蔵しておくにはその性能はあまりにも惜しい。 ―――ならば、決して死ぬことのない者を乗せればよい。 それが彼の下した結論だった。 ■本人 「姉さま、ほら、大丈夫だといったでしょう?」 【名前】ディライ 【年齢】1年2ヶ月(外見14) 【性別】女性 アバンティ侯爵の要請を受け、クレイベルによって生み出された、 『エピタフ・カバリエを駆るための』人工機械生命。 アニマの亜種であり、同時に作り出されたエリニュスとほぼ同型である。 彼女には、極限レベルの総合的な身体能力強化と、膨大なデータから演算を経ずに最適な動作を瞬時に導き出す、 という頭脳が与えられており、その戦闘能力は並みの騎士とは比べ物にならない。 戦闘時にはエリニュスとシンクロすることでその性能を最大限に発揮する。 タイムシェアリングの空き時間に考えていることは戦闘データの編纂と姉のエリニュスのことばっかりである。 なお最近、出先で出会った元エピタフのパイロット、マルスからの凄い求婚に困惑しながらも楽しんでいるらしい。 ■アニマ 「もう、この娘は。いっつも私に心配ばかりかけて」 【名前】エリニュス 【年齢】1年2ヶ月(外見16) 【性別】女性 ディライの対として創造されたアニマ。 ディライと対照的に、思考演算能力を極限まで高められており、その戦術シミュレーションはすでに未来予知の域に達している。 騎士級MT同士の光速戦闘中においてもその未来予測は頭抜けており、彼女らに敗北の二文字はない。 ディライの限界ぎりぎりな機動に対する姿勢制御の歪みを修正するのも彼女の仕事である。 頼りになる「お姉さん」ではあるが、双子の妹のディライに対してはどうしようもなく甘い。 最近は妹につく悪い虫の退治に余念がない。 シンクロナイズド・オペレーティング・システム。 エピタフ・カバリエの力を最大限に発揮するために生み出されたシステム、その名称である。 既存の騎士とアニマの組み合わせでなく、相互を完璧に理解し補完し合い、かつ常時リンクしている存在。 複座の欠点を完璧に克服した彼女らにとって恐れるものは唯一つ、互いの喪失である。 その恐怖は戦場を駆け巡るたびに強くなっていき、そして一つの結論に達する。 戦いからの離脱である。 『いかなる状況でも生き残ること』 この至上命令の後押しもあり、彼女らが決心をするのは早かった。 ある戦闘において敗北しながらも生き残った彼女らは、そのままリオコルノを捨てたのである。 アバンティ侯国を覆う混迷の中、彼女らは姿をくらます。 そして数ヶ月。 リオフレードにて彼女らの姿はあった。 ごく普通の留学生として。 『存在しないもの』となった彼女らはもはや自由だった。 そしていつまでも二人は共にある。 ■機体 【名称】黒騎士(装甲再配置型エピタフ・カバリエ) 騎士級MTの装甲及び駆動系のバランスは極めてデリケートである。 その繊細さは迂闊にアーマメントフレームを装着することすらもおぼつかないほどだ。 ディライとエリニュスはそのチューニングにあえて乗り出した。 根幹命令である、『いかなる状況でも生き残ること』に対する回答である。 機体の耐久性自体は『常に無傷で帰還する』ことですでに実証されている。 にもかかわらず歴代のライダーは皆死亡している。 その原因はモナドライダー保護性能であり、機体構造上の問題から、これからも改善されることはないであろう。 ならば生き残るのに何が必要か。 『回避性能』 それが彼女らの出した結論である。 改装されたエピタフは黒く塗装され、徹底的な瞬発力の強化と持久性の向上のために補助人工筋肉を与えられた。 基本としては、不要な部分の装甲を削減しつつも主要部の装甲厚を上昇させ、フレームではなく可動式の支持架にて保持、 戦闘状況に応じてエリニュスが装甲バランスを常時改変する、というもので、 機体構造のバランス自体が常時光速で組み変わるためディライとエリニュスのコンビでなければ運用は不可能と言われる。 この改装によって総合的な装甲を損なうことなく機体の運動性は49パーセント、駆動系の可動範囲は総計21パーセントも上昇した。 結果として、原型機の限界を超えた力を与えられたこの機体は、こと近接戦闘においては無敵となった。 あらゆる攻撃を完璧に受け流すディライと、その機動による歪みを全て修正し運命を導くかのごとき未来予測を行うエリニュス。 いつしかこの二人、そして機体の三位一体を合わせて、黒騎士と恐れられるようになった。 現在もこの機体は、ボウケン部に所属する二人によって運用されている。 ボウケンといっても、宝探し等での獣避けや力仕事くらいで(二人の基準では)危険なことには全く手を出していない。 なお現在、偽装のためにショッキングピンクの張りぼて装甲を纏っており、とても騎士級MTには見えない。 どうもこの二人、色感はないらしい。 ちなみにマリア博士とは脱走以後に面識があり、彼女のつてでリオフレードにもぐりこんだ。